愛甲郡清川村で雨漏りに困ったら雨漏り相談所にご相談ください。古いスレート(カラーベスト・コロニアル)のリフォーム方法
2022/10/31
古いスレート(カラーベスト・コロニアル)のリフォーム方法
カバー工法と葺き替えどっちがいいのか?
古くなったカラーベストを全面改修する場合は「カバー工法」もしくは「葺き替え」を選択することになります。
いうまでもないことですが、理想のリフォーム方法は「葺き替え」です。
古いカラーベストを全て剥がして、新しい屋根材に張り替える工事が最善の工事方法です。
ただし、カバー工法は予算と工期を抑えて工事をおこなえます。
特にアスベストが入っているカラーベストの葺き替え工事費用はかなり高額になります。
そのため、費用対効果や将来求める屋根(住宅)の耐用年数などを考慮し、カバー工法を選択されるお客様の方が多いのが実情です。
もちろん、古いカラーベストがかなり傷んでいる屋根(築30年以上の屋根)や雨漏りが生じている屋根はカバー工法ができません。
その場合は葺き替えをおこなうことになります。
カバー工法は屋根の状態が良好な場合にのみ選択できる工事です。
金属屋根は横葺き篏合式がおすすめ
カラーベストのリフォームで用いる金属屋根は、カバー工法も葺き替えも含めて横葺き篏合式(よこぶきかんごうしき)がおすすめです。
横葺き篏合式とは金属屋根を上下で引っ掛けあって張るタイプの屋根材です。
カラーベストを張る場合、カラーベストは上部4点だけを釘で固定して張ります。
しかし、横葺き篏合式は上部を釘で固定することはカラーベストと変わりませんが、屋根本体の上部と下部がお互いをはめ合う形になります。
そのため、屋根一面が一体化します。
屋根一面が一体化するため、カラーベストと比べて部分的に剥がれたり、落脱することが少ないです。
スレート屋根への葺き替えをおすすめしない理由
「カラーベスト(スレート屋根)で屋根を葺(ふ)き替えるのはおすすめしますか?」とよく聞かれます。
原則、カラーベストを使って屋根を張り替えることはおすすめしません。
理由はカラーベストを葺き替えた場合はメーカー保証(色あせ保証を除く)が認められないからです。
カラーベストを使った工事は新築物件のみ保証が得られます。
つまり、カラーベストは新築の戸建て住宅専用屋根材だと私たちは考えています。
屋根の葺き替えでは金属屋根(ガルバリウム鋼板もしくはSGL鋼板の屋根)がおすすめです。
金属屋根の多くは新築とリフォームを問わず、20年から30年の保証がメーカーから得られます。
スレート屋根の葺き替えには野地板の新設が必要
カラーベストはデリケートな屋根材です。
そのため、カラーベストを用いて葺き替えする場合、野地板(のじいた)を新しくする必要があります。
野地板とは屋根材の下に敷く下地材です。
一般的には厚さ12ミリの構造用合板(こうぞうようごうばん)が野地板として用いられます。
古い屋根材をはがす際、野地板に負荷がかかります。
野地板がゆがんだり、はがれたりします。
傷んだ野地板の上にデリケートなカラーベストを張ることはできません。
もちろん、ケイミューも野地板を新しくせずにカラーベストを張ることを認めていません。
野地板を新しく張る工程が増えるため、カラーベストを葺き替えで張る工事費用は高くなります。
野地板新設工事をおこなわないでカラーベスト葺き替えを提案された場合は注意しましょう。
なお、金属屋根は古い野地板を再利用して屋根を張れる場合があります。
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