横須賀市で雨漏りに困ったら雨漏り相談所にご相談ください。毛細管現象による雨漏り

毛細管現象による雨漏り

今回は珍しい雨漏りの原因を紹介します。

毛細管現象とは、液体が細い隙間を重力に関係なく広がり浸透していく現象の事です。

この現象は、屋根材で起こることがあり、雨漏りの原因になります。

特に多いのがスレート屋根です。例えば、スレート屋根(サイズW910×H450)は、下側軒先から張り付けて、次に45㎝左右にずらして屋根の一番高い所へ1枚目の上半分を隠しながら張り付けて行きます。

その上にも同じ作業を繰り返しながら、重なりを形成しながら屋根全体ができます。

その重なりの隙間に雨水が入り込み、毛細管現象により雨水が内部に浸透してしまい、屋根を取り付ける釘穴等から内部屋根裏に漏れ出し雨漏りが起こります。

毛細管現象の場合は、雨の量や雨の強さの微妙な違いで吸い上げが起きたり起きなかったりすることがあります。
この場合も、散水調査において、水量（水圧）が多すぎても少なすぎても雨漏りが再現しないため、調査が極めて難しくなります。
雨の量や雨の強さの微妙な違いは、散水調査ではコントロールできないからです。

その微妙な違いを専門で受けている雨漏り相談所に、ご相談いただければ早急にご対応いたします。