小田原市で雨漏りしたら雨漏り相談所にご相談下さい。軒天と外壁の取り合いから 雨漏り
2022/08/03
軒天と外壁の取り合いについて
通常、屋根は外壁面より30cmから60cmほど飛び出しています。
この飛び出した出幅を「軒(のき)の出」とよびます。
基本的に軒の出がしっかり出ている住宅は外壁を雨や紫外線から守ってくれるため、住宅が長持ちします。
そして、軒の裏側を軒天(のきてん)とよびます。
最近の住宅は軒天に白いボード(軒天ボード)を張って仕上げられていることが多いです。
軒天と外壁の取り合い部にはすき間が空かないようにシーリングが打たれています。
昔の軒天ボードは今より厚み薄くや長持ちする素材が使われていないため、築後30年程度で穴があいたり剥がれたりします。
そのため、シーリングのすき間や軒天ボードの穴が原因で雨が漏れることがあります。
最も危険なのは、軒の出が全くない「軒ゼロ住宅」です。
軒の出がないため、雨水が屋根と外壁の取り合い部に入りやすく、雨漏りしやすいです。
モルタル外壁(塗り壁)の場合、外壁材と軒および破風(はふ)が塗り壁と同質素材で連続していることが多いです。
そのため、モルタル外壁は屋根と外壁の取り合い部分からの雨漏りが比較的少ないです。
軒天と外壁の取り合いからの雨漏り修理方法は?
軒天や破風板まわりにシーリングを打つことで、雨漏りの解消が期待できます。
軒天の痛みが激しい場合は張り替えや重ね張りをおこないます。
ただし、屋根と外壁の取り合い部から雨が漏れる場合は、外部ではなく内部の仕上げに原因があることが多いです。
理由は屋根と外壁の防水シートです。
屋根材と外壁材の裏にはそれぞれ異なる専用の防水シートを張ります。
本来は、この取り合い部分に張る各防水シートをお互いじゅうぶんに行き届かせて、重ね代をじゅうぶんに取ります。
しかし実際は、防水シートの処置が不十分であることが多いです。
そのため、軒天まわりの止水処置をしっかりおこなっても、時間の経過とともに雨漏りが再発します。
内部に問題がある場合は、屋根と外壁の防水シートの処置から見直しを図る必要があります。
【ワンポイント】軒天先行と外壁先行とは
住宅を建てる時、「軒天先行」と「外壁先行」という考え方があります。
軒天を仕上げてから外壁を仕上げる工事が「軒天先行」です。
外壁を仕上げてから軒天を仕上げる工事が「外壁先行」です。
雨仕舞いの観点では「外壁先行」の方が優れています。
外壁の透湿防水シートをできるだけ高い位置にあらかじめ張ることができるからです。
しかし、「軒天先行」で仕上げられている住宅もたくさんあります。
軒天先行では軒天の位置で外壁の透湿防水シートが途切れることになります。
軒天先行が多い理由は、屋根と軒天を仕上げてから外壁を張る方が楽だからです。
外壁材を多く使わず済むことにもなり、コストを抑えることができます。
軒天先行の工事は屋根と外壁の取り合い部がウィークポイントになってしまいます。
軒天と外壁を壊して、外壁や透湿防水シートを新たに張りなおすことで雨仕舞が大きく改善します。
軒天と外壁の取り合いからの雨漏り修理業者は?
軒天ボードの増し張りや交換は大工もしくは板金工事業者、瓦屋根工事業者が得意です。
ただし、外壁を取り壊すときは、外壁工事業者の選定も必要です。
軒天は穴があいてしまうと風が小屋裏に入り込んでしまうため、台風で屋根が吹き飛ばされることがあります。
特に軽い金属屋根は危険です。
軒天に穴があいている場合は早めに対処をしてください。
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雨漏り相談所
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