三浦市で雨漏りしたら雨漏り相談所にご相談下さい。サッシ廻りからの雨漏り
2022/08/06
サッシ廻りからの雨漏り
サッシ廻りについて
サッシ廻りの雨漏りは「サッシ廻りのシーリングの劣化」による原因が多いです。
他部分は下記に記載します。
シーリングにヒビ割れた隙間があると、雨水は室内側へ浸水します。
さらにサッシ内にある防水テープが劣化していたり、シワがあったりすると「防水テープの毛細管現象」が発生し、室内側への雨漏り被害が拡大します。
【ワンポイント】毛細管現象とは
毛細現象とは雨水が小さい隙間に入り込んでいく現象のことです。
勾配に関係なく、小さな隙間があれば雨水はどんどん隙間の奥へと進んでいきます。
防水テープだけではなく、屋根瓦でも毛細管現象はみられます。
下から上へ、低いところから高いところへ雨水が進んでいくため、毛細血管現象が原因の雨漏りは特定が難しい特徴があります。
サッシからの雨漏りの原因
サッシからの雨漏りは、サッシに直接の原因があるとは限りません。
実は、サッシ周りの様々な不具合が引金となり、雨漏りに発展することも非常に多いのです。
サッシからの雨漏りでは、以下のような原因が考えられます。
コーキングの劣化
コーキングとは、注入することで隙間を埋めることのできるゴムのような建材です。
サッシの周りの隙間には、必ずこのコーキングが施されています。
コーキングを施すことで、サッシと壁との隙間から雨水が漏れてこないというわけです。
ところがこのコーキングは、時間の経過と共に劣化してしまいます。
具体的にはどんどん硬化していき、最後にはひび割れが生じてしまうのです。
ひび割れができてしまっては、コーキングが雨水の浸入を防ぐことはできません。
コーキングは、目安として5年~10年程度で劣化が目立つようになります。
もし、家を建てて5年以上が経過しているのなら、コーキングの劣化をまずは疑ってみるといいでしょう。
外壁のひび割れ
外壁も、雨漏りの原因となる確率が高く、劣化に注意をしなければならない部分です。
特に、最近主流となっている窯業系サイディングボードは、塗装が劣化すれば雨を吸収してしまい、乾燥によりひび割れが生じてくるので注意が必要と言えます。
サイディングでできた外壁の内部には防水シートが施工されているため、少しのひび割れでは雨漏りに発展することはありません。
しかし、サッシの周辺は防水シートが繋がっていないため、どうしても隙間が建物内部に貫通しています。
そのため、外壁のひび割れがサッシとつながってしまえば、そこから雨漏りする可能性が非常に高くなるのです。
窓近くの屋根
外壁と同じく、壁に取り付けられた屋根に生じたひび割れがサッシとつながることで、雨漏りに発展することもあります。
屋根も外部に露出しているものなので、何らかの衝撃が加わり割れてしまう可能性は十分考えられるのです。
サッシからの雨漏りにおいて、特に注意が必要となるのが窓に付いている小さな屋根です。
ひび割れがサッシにつながりやすいため、破損すると雨漏りに直結してしまうおそれがあります。
サッシからの雨漏りの原因を突き止める場合、窓に付いた屋根もしっかりとチェックする必要があるでしょう。
窓上部の換気扇や配管
換気扇や配管は、外とつながっている部分です。
もちろん通常は、雨水が浸入しないようにつくられています。
しかし、台風のように強風で雨水が煽られている状況では、思わぬ角度から雨水が吹き込んでくることも考えられます。
換気扇や配管が窓の上にあった場合、吹き込んだ雨水がサッシからの雨漏りのように見えることも考えられます。
もし、台風のように荒れた天候で雨漏りするなら、サッシ以外の部分にも注意を向けてみるようにしてください。
引き違い窓のサッシ
引き違い窓とは、2枚以上の窓を交差して開け閉めができる窓のことを指します。
どの住宅にも必ずといっていいほど設置されている、ポピュラーな窓のタイプです。
引き違い窓の2枚の窓の境目には、交差をスムーズにするために僅かな隙間が空いています。
この隙間方向に風が吹き込んだ場合、境目から雨漏りが発生する可能性があるのです。
特に横殴りの雨が降るような天候では、注意が必要な部分と言えます。
この隙間は不具合ではないため、特別修理などをする必要はないでしょう。
強風を伴う雨の場合のみ雨漏りが発生する可能性があるため、タオルで雨水を拭き取るなどすれば問題ありません。
施工不良
サッシを取り付ける際は、防水シートや防水フィルムを先に取り付け、雨漏り対策をしています。
この防水シートがあるからこそ、建物内に貫通しているサッシ周りでも雨漏りすることがないのです。
しかし、防水シートを貼り忘れたり、貼る場所を間違えていたりする施工不良が稀に起こっています。
このような施工不良があった場合は、新築でもすぐに雨漏りが発生してしまうことになるでしょう。
建物を建てて時間が経過していないにも関わらず、サッシから雨漏りする場合は施工不良を疑ってみてください。
サッシからの雨漏りを放置するとどうなる?
天井からの雨漏りに比べ、サッシからの雨漏りは小規模な場合が多いです。
タオルで拭いておけばなんとかなるケースも多いため、ついつい放置している方もいるかもしれません。
しかし、サッシからの雨漏りを甘く見ていたら、思わぬ事態に陥る可能性もあるため注意が必要です。
雨漏りが発生している場合、雨水は室内だけでなく建物の内部にも浸入しています。
そのまま放置してしまうと、骨組みが腐食したりカビが生えたりして、建物本体の寿命を縮めてしまうことになりかねないのです。
骨組みが腐食してしまうと、最悪の場合住み続けることが困難になることも考えられます。
サッシの雨漏りを放置してしまうと、見えない部分で被害が拡大するおそれがあるのです。
そうなると修理費用も高額になるため、無駄な費用をかけないためにも早めに雨漏りの修理を実施する必要があります。
サッシからの雨漏り修理方法は?
シーリングの耐用年数はおよそ10年から15年です。
シーリングのヒビ割れた隙間に新しいシーリングを充てんすることで、雨漏りの改善が期待できます。
ただし、耐用年数が過ぎたシーリングであれば、建物全体のシーリングが劣化していることになります。
部分補修ではなく、建物全体のシーリングの打ちなおしも検討しましょう。
防水テープなどの外壁内部にも問題がある場合は、サッシ廻りの外壁内部も改修対象になります。
防水テープや透湿防水シートの張りなおしも検討しましょう。
防水テープはサッシ廻りだけではなく、屋根でも使われています。
バルコニーと隣接しているサッシを交換する場合は、サッシの下枠から雨漏りが発生しやすくなるため、バルコニー床下の防水層もあわせて改修します。
バルコニーと室内がバリアフリーになっている場合は要注意です。
サッシ廻りからの雨漏り修理業者は?
サッシ工事業者に依頼するのが望ましいです。
ただし、バルコニーがあるサッシの場合、防水工事が必要になることもあります。
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雨漏り相談所
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弊社はリフォーム業で数多くの現場で経験と実績を積み、専門的な知識や高い技術を身に付けた会社が運営しております。
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