伊勢原市で雨漏りしたら雨漏り相談所にご相談下さい。雨漏りの原因は下葺き材や透湿防水シートの劣化
2022/08/15
ここまで数多くの雨漏り発生部位について解説しました。
全ての雨漏りに共通することがあります。
それは、屋根や外壁の下に張られている防水シートが機能していないことです。
防水シートが破れたり施工不良があったりすると、万が一雨が屋根や外壁の内部に浸水したとき雨が漏れます。
つまり、防水シートさえ機能していれば、雨が漏れることはありません。これは全ての屋根にいえることです。
屋根の防水シートは「下葺き材(したぶきざい)」とよびます。
その他、「ルーフィング」や「アスファルトルーフィングシート」とよばれます。下葺きにはグレードがあり、耐用年数が30年や最高で50年の製品があります。
大手メーカーの田島ルーフィングからは18種類ものの住宅用下葺き材が販売されています。
しかし、一般的に使用される下葺きは低品質のものが多いです。
理由は安いことと、10年経過すれば雨漏りの瑕疵担保保証から住宅建設会社は逃れられるからです。
施主さま(建築主)も屋根の仕上げ材にはこだわっても、下葺き材にまではこだわらないのも事実です。
防水シートの種類と特徴
屋根の防水シート(ルーフィング)には色々な種類があるので紹介していきます。
・アスファルトルーフィング
アスファルトルーフィングとは、アスファルトを合成したもので、優れた防水性能を誇るシートです。他のシートと比較して価格が安いです。
・改質アスファルトルーフィング
改質アスファルトルーフィングとは、アスファルト、合成ゴムや合成樹脂を混ぜて防水性能を格段と上げたものです。いわば、アスファルトルーフィングを強化したシートだといえます。高温や低温にも強く、弾力性や耐久性能が高いです。
・高分子系ルーフィング
高分子系ルーフィングとは、合成繊維を元にしたシートのことです。そして、上記2つで使われていたアスファルトが含まれていないのが特徴です。上記2つのルーフィングと比較して、浸透性が高く、防水性能も優れています。
・粘着ルーフィング
粘着ルーフィングとは、寿命に特化したシートです。さらに接着性も強く、防水性も優れています。
・基材不織布ルーフィング
基材不織布ルーフィングとは、ゴムアスファルトと不織布を合わせたものです。
・透湿ルーフィング
透湿ルーフィングとは、ポリエチレン製の不織布が使われている防水シートです。こちらは自宅内に溜まった水蒸気を上へ排気させることができるのが特徴です。しかし、他の防水シートと比較すると防水性は劣っています。
防水シートの交換時期について
屋根の防水シートを長く使用していると劣化していくので、交換する必要があります。寿命は下記の通りです。
・アスファルト系のルーフィングは約17年
・合成高分子系のルーフィングは約13年
・ゴムアスファルト系のルーフィングは約15年
防水シートの寿命は平均約20年程度です。できるだけ寿命を伸ばすには定期的にメンテナンスが必要になります。
雨が降った翌日にゴミなどの汚れをチェックしたり、防水シートが破れたりふくらんでいないか点検することが大切です。小さな破れやふくらみはすぐに修復できますが、そのまま放置していると悪化し、雨漏りするので注意しましょう。
もし、手に負えないときは業者に連絡し相談しましょう。
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雨漏り相談所
リフォーム業で培った経験と実績
弊社はリフォーム業で数多くの現場で経験と実績を積み、専門的な知識や高い技術を身に付けた会社が運営しております。
このことを最大の武器とし、雨漏りの修理やそれに関連する施工をメインに、お客様に安心してご相談いただける場を設けました。
快適な暮らしのサポートができるよう、最適なプランをご用意し雨漏りにお困りのお客様を心を込めてお迎えしますので、ぜひ気軽にご連絡ください。
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